●『太陽光ミニ発電所プロジェクト』●
川崎市宮前区のＡさんは、「平均的な家庭の２．４倍の電力消費」とい
う現実に向き合いながら、丁度、永年住み慣れてきた自宅を建て替えると
いう機会に『太陽光ミニ発電所プロジェクト』を考えてみることにし、次
のような考え方をまとめました。
①その一「高齢者にもやさしいバリアフリー」
Ａさんは、定年もそう遠くありません。今後の生活のことを考え、新築
する住まいをバリアフリーの構造にしたいと考えました。
②その二「地球の環境に与える影響の少ない住まい」
地球温暖化の防止のためにどのようなことができるか。一方では、「平
均的な家庭の２．４倍の電力消費」という現実に直面しながら、新しい住
まいでは、断熱性の高い構造により、無駄なエネルギー消費を最小限にす
ることを前提に、自然エネルギーの利用を検討することにしました。
自然エネルギーの活用として、風力、太陽光がその代表的なものですが
幸い敷地が南斜面で日当たりが良いこと、比較的大きな屋根を設けること
ができることから、太陽光発電を検討対象にしました。
③その三「経済性」
共働きのＡさんは、現在はそれなりの収入を確保していますが、今後の
ことも考え、できるだけ経済的な住まいを実現したいと考えています。
Ａさんは、これらの考え方の中で「太陽光発電システム」の採用を重要
な一つとして捉え、早速、代表的なメーカー（シャープ、三洋、京セラ）
のホームページからカタログ請求をすることから始めることにしました。
| 